(c)2011 KONAMI
キャラクター
キャラ解説
あまりにも渋いおっさん。
体力が4もあるので、アーケードでは十分に選ぶ価値がある。
移動に難がありすぎるのが欠点。ジャンプの横移動が短く、空中ダッシュの飛距離が短すぎる。
7面、8面あたりでスペランカー先生並みの地獄を見ることだろう。
ライジングモードでもそれは同じで強化してもダッシュやジャンプの回数は増えたりしないいぶし銀設定。
見た目が渋すぎるのでついつい選んでしまうキャラ。
カラーチェンジでピンクがあるのも見逃せない。
ライジングモード能力
体力 : 4→8
移動速度 : C
セット武器 : ヒ―テッドプラズマ、クラッシュガン
タフガイ | 〇 | ダウンしない限り武器を落とさない。 |
---|---|---|
スピードプースト | - | 空中ダッシュの速度が上昇。 |
スピードラン | 〇 | 地上ダッシュが速くなり、ダッシュ中に壁上りをしても倒れない。 |
スピードキング | 〇 | 通常歩き、壁登り、天井移動の速度が上昇。 |
スピードクイーン | - | 通通常歩き、壁登り、天井移動の速度が更に上昇。 |
エアブースト+1 | - | 空中ダッシュの使用回数が1回分増える。 |
ジャンプ+1 | - | 2段ジャンプ後、もう一度ジャンプが出来る。 |
ニンジャジャンプ | - | ジャンプの上昇中は無敵になる。 |
ストーリー
Stage-1「砂漠」
時は2613年―。
世界は皇帝ティベリウスが支配する帝国、
Commonwealthによる支配が行われていた。
近隣の諸国は、その圧政に苦しんでいた。
各地でレジスタンスによる抵抗が行われ、
その争いにより、多くの血が流れていった。
彼の議会に対する考え、それは退屈だった。
3人の年寄りが仲良く決めた机上の空論、
そして最後のやけくそな帝都攻撃作戦。
自分はCommonwealthを討つもの、
他の成り上がりに邪魔はさせない。
彼は銃を手に取った。いつもより軽快に。
Stage-2「密林」
彼は最初の戦いで生を実感していた。
奇妙だが、弾丸が顔をかすめるのが楽しい。
しかしそれが俺だ。
何年も走り続け、隠れ、難民を守ってきた。
彼にとって、戦いの中にいることは
家に帰ってきているような感覚だった。
他の人間はそうかもしれない。
しかし彼は他の人間が自分と同じように
楽しんでいるとは思えなかった。
そして彼は思う。
俺は戦場で一番クレイジーな存在になる。
そう思っている事自体、クレイジーだと。
Stage-3「遺跡」
密林地帯にある巨大な遺跡、
ここを抜けると帝都に侵入できる。
ハーレーは思った。壮絶な戦争後に、
この遺跡が残っているのは奇跡だ。
ティベリウスはまぬけだったのか、
あえてこの遺跡を残しておいたのか…。
ハーレーはバハムートに言った。
この遺跡には宝が多く眠っている。
どちらが多く宝を発見できるか賭けようと。
バハムートは表情1つ変えなかった。
ハーレーは思った。
バハムートはとてもつまらないやつだと。
Stage-4「帝都高速道路」
帝都は人々であふれていた。
人々は皇帝こそ偉大なおことだと思っている。
彼らは不思議に思うかもしれないだろう。
なぜ醜い難民がたくさんいたのか、
なぜ他国はいつも腹を立てているのか。
待ち中で銃を撃ちながら突き進むのと
裸になり大声で歌いながら突き進むのは、
どちらが街をより混乱させるのだろうか。
ハーレーは、ヘリコプターから見える
この忘れっぽい巨大な都市を見て思った。
最初からヘリでここまで送ってくれよ、と。
Stage-5「帝都研究所」
ハーレーは不機嫌だった。
次の任務はマンドレイク博士の救助。
敵に発見されないよう隠密に行動すること。
ハーレーは知っていた。
この人体研究施設を完全な形で入手したい、
という議会の腐った考えを。
救出任務はその理由付けだった。
博士はそのことを知らない。
可哀想な男だ…、ハーレーはそう思った。
だが、博士がプール付きの豪邸で生活し
若くて綺麗な奥さんがいることを聞いて、
ハーレーはさらに不機嫌になった。
Stage-6「帝都鉄道」
ハーレーは研究所地下深くにある
帝都タワー直通の軍用列車に乗り込んだ。
この列車に乗れば帝都タワーに着く。
非常に都合の良い地下鉄だ。
先程の研究所では、
マンドレイク博士を救出するための
ヘリコプターが待機していた。
それならヘリでここまで送ってくれよ、
と思ったがハーレーは考えるのをやめた。
たぶん、大人の事情があったのだろう。
ハーレーは、最終作戦の開始を認識した。
Stage-7「帝都タワー」
Union Tribeは彼らを最終攻撃と呼んだ。
Republic Tribeは彼らを助けと呼んだ。
Federation tribeは彼らを希望と呼んだ。
ハーレーは知っていた。
それらは真実ではないことを。
自分はただの捨て駒に過ぎないことを。
だが、彼らはベストを尽くした。
そして信じていた。自分たちは正しいと。
自分たちの行動には意味があると。
ハーレーは、そう思っていた。
という話を本にして出そうと言ったら、
静かにしろとバハムートは彼を注意した。
Stage-8「飛行戦艦」
ハーレーはティベリウスに近づいた。
その時ハーレーは、嫌なにおいを感じた。
ティベリウスの風下で戦うことは
今回の任務で最大の難易度だと彼は悟った。
においが身体に付いてしまわないか心配だった。
憎悪、欲望、権力、嫉妬、金、裏切り…。
何がティベリウスをそうさせたのだろうか。
ティベリウスをここまで動かしたもの、
ハーレーはそれに気が付いた。
ティベリウスは怯えていた。
彼はその対象を「なにか」と呼んでいた。
ハーレーは何よりもシャワーを浴びたかった。