花音

MUGEN

その他MUGENコラム

  • Hi-res MUGENで旧ステージを使用する方法

    Hi-res MUGENを使用していると、D4ステージ以外は使用できない。
    美麗ドットのステージを使用できないのは痛いので、ステージ改造方法を記載しておく。

    まず始めにステージをダウンロードする。
    defファイルとsffを開く。

    defファイルの記述
    まずは[StageInfo]の項目に「hires = 0」を追加。


    [StageInfo]
    zoffset = 210
    autoturn = 1
    hires = 0

    次に、「start」「delta」「velsetのxとy」「possetのxとy」「velocity」「window」の値を2倍する。
    アニメのx軸、y軸の値を2倍する。

    2倍にしたら、 「spriteno」「actionno」と照らし合わせてsffファイルでどの画像が使用されているかチェック。
    先ほど2倍された「start」の値から画像のxとy軸の値を引く。
    アニメの場合は1枚目のxとy軸の値を引けばよい。


    [BG 0];背景の例
    type = normal
    spriteno = 0,0
    layerno = 0
    start = -10,240
    delta = 1,.8
    trans = none
    mask = 1
    tile = 0

    画像のxとy軸が398,317の場合は
    start = -10,240 を倍にして start = -20,480
    そこからxとy軸を引いて start = -418,163
    delta = 1,.8 を倍にして delta = 2,1.6

    最終的に
    [BG 0];背景の例
    type = normal
    spriteno = 0,0
    layerno = 0
    start = -418,163
    delta = 2,1.6
    trans = none
    mask = 1
    tile = 0

    このようにすればOK。
    記述が多い場合は大変。すべて修正したらdefファイルは終了。

    次はsffファイル修正。
    こちらが場合によっては大変になる。

    まずはsffファイルの画像をすべて、2倍に拡大する。
    スプライトを保存して拡大して登録・・・などとやる必要は無く、
    「Fighter Factory」等のツールを使えば1回ボタンを押すだけ。

    Fighter Factoryの場合はsffを開いて、左メニューのツールボタンを押し、サイズ変更。
    200%にして、すべてに適応にチェックを入れて適用。これで終了。

    さて、ここからが大変。
    画像を2倍に拡大したということはアニメーション時の画像の軸も2倍にしなければならない。
    アニメーション中にxとy軸がずれる場合は軸修正をする。

    アニメーションの0枚目との差分を倍にしてあげればいい。
    つまり、変更するアニメーションの軸+(変更するアニメーションの軸-0枚目の軸)の数値にすればOK。
    わかりにくいので、例をどうぞ。


    20,0 x軸 25 y軸 79
    20,1 x軸 25 y軸 77
    20,2 x軸 25 y軸 83

    この場合、x軸は同じなので変更なし。
    y軸は20,0が79なので、まずはメモ、または暗記。

    20,1のy軸は77。
    77+(77-79)なので、77+(-2)。
    つまり「75」ということになる。

    同様に20,2のy軸は83。
    83+(83-79)なので、83+(4)。
    つまり「87」ということになる。

    画像の軸を書き換える。
    20,0 x軸 25 y軸 79
    20,1 x軸 25 y軸 75
    20,2 x軸 25 y軸 87

    すべて書き換えたら上書き保存して終了。

    これで、defファイルsffファイルの修正は終了。
    D0ステージが完成。
    後は普通に導入するだけでOK♪


  • 戦闘中ステージ音量バグの対応

    戦闘中、BGM消去の行動をすると、行動終了後にBGMの音量が変わることがある。

    その対応としては、ステージのdefファイルにある

    bgvolume = 255

    を消去すればよい。
    この項目はもともと機能していないが、記述するとバグの原因になる。