ストーリー

Stage-1「砂漠」

時は2613年―。
世界は皇帝ティベリウスが支配する帝国、
Commonwealthによる支配が行われていた。

近隣の諸国は、その圧政に苦しんでいた。
各地でレジスタンスによる抵抗が行われ、
その争いにより、多くの血が流れていった。

帝国の圧倒的な軍事力の前に、なすすべもなく淘汰されるレジスタンス。
彼らは手を組み、ある作戦を決行する。

作戦のリーダーは英雄バハムート。
彼が受けた最初の任務は、敵地に単騎突入し
敵の本体を叩くというものだった。

Stage-2「密林」

砂漠にてティベリウス配下の部族討伐隊を
掃討したバハムートたちは、作戦通り
帝都へ侵入するため、密林地帯へ向かう。

彼は元々、Commonwealthの兵士だった。
だが現在はレジスタンスとして戦っている。
その優れた戦闘能力は多くの罪なき命を救った。
いつしか彼は英雄と呼ばれるようになる。
しかし、彼を本当に信用する者は少なかった。

その英雄に対して数奇な運命を感じた男がいた。
砂漠地帯での悲惨な戦況報告を受け、
男はどこか楽しそうに微笑した。

男は森の奥で、静かに待っていた。

Stage-3「遺跡」

密林地帯にある巨大な遺跡、
ここを抜けると帝都に侵入できる。

バハムートはCommonwealthにとって
この遺跡が重要であることを知っていた。
兵器に使用される特殊な鉱石が、
この場所から多く採掘されていたのだ。

故に、遺跡には侵入者を排除する
様々なトラップが仕掛けられていた。

勿論、敵の警備も厳しい。

だが、旧友に再び銃を向けたバハムートに
他の道を選択する余地はなかった。

Stage-4「帝都高速道路」

帝都に潜入したバハムートたち。

この高速道路は長い間工事中で、
一般車両は侵入できない。
軍が先程の遺跡で採掘した鉱石を
各署へ運ぶ経路として使用しているからだ。

ここまで来ると追っ手も容赦しない。
全力でバハムートたちを止めに来るだろう。

だが、バハムートたちに迷いは無かった。
自分が育った懐かしい景色を見ながら、
かつての仲間たちに向けて銃を撃った。

帝都タワーへ侵入する為、研究所を目指す。

Stage-5「帝都研究所」

バハムートたちは研究所に潜入した。
表向きには新しい兵器の開発を行う研究所。

だが実際は、非人道的な人体実験などを行う
遺伝子研究施設であった。

ここでは本作戦に協力してくれた
マンドレイク博士の救出も任務に含まれる。
本作戦に置いて、秘密裏に帝都の情報を
教えてくれていたのは彼だった。

だが作戦が決行された今、彼の命が危ない。

敵兵に発見されないよう、バハムートたちは
マンドレイク博士の救出に向かった。

Stage-6「帝都鉄道」

バハムートたちは、研究所地下深くにある
帝都タワー直通の運用列車に乗り込んだ。

元々は民間人も使用可能な地下鉄であった。
しかし、現在は研究所と帝都タワーを結ぶ
交通手段として利用されている。

つまり、この列車はバハムートたちにとって
帝都タワーに侵入する一番の近道となる。

列車が起動することにより、
作戦は次の段階に移行する。

これより、帝都タワーに侵入し、
ティベリウスを目標とした総攻撃を行う。

Stage-7「帝都タワー」

各所でレジスタンスによる反乱が勃発。
Commonwealthの指揮系統は混乱し、
帝都タワーの警備は手薄になっていた。

時間をかける程、多くの血が流れ、
バハムートたちにとって不利になっていく。
彼らが取る手段は強行突入しかない。

垂直に走る地下の高速鉄道は、
加速したまま地上付近まで昇り続ける。
もうこの列車は、止まることができない。

敵の本拠地ともいえる場所、帝都タワー。
その最上階は雲よりも高い位置に存在する。
ティベリウスはその場所にいた。

Stage-8「飛行戦艦」

ティベリウスを追い詰めたバハムートたち。
だが、寸前のところで彼を逃がしてしまう。

ティベリウスは巨大飛空戦艦に乗りながら、
帝都タワーに向かって総攻撃を開始した。
バハムート、たった１人の男を殺すために。

既に帝都タワー付近に他の部隊が到着し、
タワーを制圧すべく戦闘を開始している。
このままティベリウスを逃してしまうと、
両軍ともに被害が拡大し、今までに失った
多くの命が無駄になってしまう。

バハムートたちは帝都タワーから脱出し、
ティベリウスとの最終決戦に挑む。